テクノブレイブ株式会社
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テクノブレイブ株式会社 札幌オフィス オフィスマネージャー 加勢様へのインタビューです。
テクノブレイブ株式会社様へのインタビュー
テクノブレイブ株式会社 札幌オフィス オフィスマネージャー 加勢様
北海道IT推進協会に加入した経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか?
当社は北海道の企業や、学校との繋がりがあまりありませんでしたので、魅力的な会社さんが多くご参加されていて、また採用に関するイベントに参加できるということが、非常に大きい要素でした。
採用に関するイベントにも参加をさせていただきましたが、通常お会いできない学校さんや、本州の方等と会えるチャンスがあったりしましたので、加入させていただいて良かったと思っています。
札幌オフィスは国内で五番目の拠点なのですね。
そうですね。札幌立上げの目的は二つで、一つは当社の既存Bizの北海道での拡大、また北海道は一次産業やインバウンドなど、他の地域に無い特色がありますので、オリジナルのソリューション、サービスやプロダクト等の創出がもう一つの目的でした。
社会基盤インフラ領域やメディカル分野での既存Bizは順調に立ち上がって来ましたし、当社で得意とするXRでの教育機関向けコンテンツ作成、等の実績も出来てきました。
SESもされていらっしゃいますね。
はい、当社は一般社団法人ニアショアIT協会に所属しており、フルリモートのエンジニアリングのサービスを積極的に進めています。
※SES(システムエンジニアリングサービス:客先への常駐契約)
コロナ禍というのもありますが、テレワークが浸透し、意識の中でも、物理的にも距離は関係なくなりました。
また、急なプロジェクトの中止などにより待機となった社内他部署要員(東京、名古屋、福岡、大阪等)に関しても、柔軟に社内で調整し、効率化に繋がっています。
XRも得意とされていらっしゃいますね。
はい、ARやVR、MRといったXRの技術を得意としていて、北海道ではまだまだこれからですが、本社を中心として多くの導入実績があります。
札幌では、リゾート施設や公共施設等、例えば広大な敷地の中でGPS連動型のアプリをスマホやタブレットにダウンロードしてもらい、特定の座標に到着すると、キャラクターが出てきたり、次のアトラクションをレコメンドしたりと、リテンションの向上に繋げるアプリの提案ですとか、リアルな紙の地図にARマーカを埋め込んで家で楽しむ、等の提案を行っています。
また、ある教育機関様へは、実験等のこれまでリアルでのみ行っていた授業コンテンツのAR化について来春の導入が決定しました。
上記のような、独自のソリューションについて徐々に芽が出てきていると思います。
今後の展開についてはいかがでしょうか?
アフターコロナ、あるいはwithコロナの世の中となれば、インバウンドは徐々に戻ってくると想定しており、その場合インバウンド(観光)のDX化がテーマになってくると思います。前述のXRを活用したコンテンツの提供や、非接触でのアトラクションの実現等、ITを駆使した様々な提案が可能だと思っています。
他には、お客様のDX化案件、オンプレシステムをAWSやAzureなど、cloud化のニーズが多くなっています。また、医療関連では、電子カルテの展開や運用/保守業務が今後ますます増えていくものと考えています。設立以降複数の大手医療機関様での電子カルテシステムの構築、導入、運用、保守の支援をさせていただいております。
道内企業のDXへの取り組みに対する姿勢というのは、この1年で大きく変わってきたなという印象はございますか?
そうですね、北海道は経済基盤が首都圏と比べるとそれほど強くはありませんので、遠隔地からのリモートワークや、フルリモートでの技術支援などが進むにつれて距離の差、地域の差というものは少なくなっていくと考えています。
ありがとうございました。
テクノブレイブ株式会社様をご紹介させていただきました。自社の得意分野を、北海道の特色にあわせて展開されていらっしゃいました。